このサイトでは毒親との正しい戦い方をお伝えして、みなさんが個人で進めて行けるセルフカウンセリング方法で進めています。
毒親問題はとても複雑で難しそうに見えますが、仕組みや原理を知ってしまえば、実はとっても簡単に解ける問題なんです!
おそらく今まで、腫れ物に触るように世間が扱っていたので、一般的に「闇深くて解決できない問題」と間違った認識が根付いてしまったのでは?と私は思います。
セルフカウンセリングを推奨するこのサイトでは、「○○をノートに書き出して下さい」というワークがたくさん出てきます。
そこで、なぜノートに書き出すことが重要なの?について説明します!
ノートに書き出す理由
毒親との戦いに必要なものは、ノートとペンの2つだけ。このノートを使って自分と向き合い、対話をして進めて行きます。
その理由は主に2つ。
①人は可視化することで、理解力と作業力が格段に上がる。
これは仕事においてのタスク管理と同じ作業になります。
タスク管理とは、行うべき仕事を細分化して優先度をつけることで、効率良く仕事を進められるという”見える管理”のこと。
セルフカウンセリングでは、状況・気持ち・感情・希望など、カタチのないものを探って行くので、それを目に見えるカタチにする必要があるんです。
そのため、ノートに書いて可視化することが重要になります。
②体の中の毒を出すため。
例えば二日酔いになったら、水をたくさん飲んでアルコールを体の外に出すと治りますよね。お腹が痛いときは、お手洗いに行くと治りますよね。
それと同じで心の問題も、過去の毒を外に出すことで傷が癒えていきます。
心に刺さったトゲを抜いて自己治療をするように、苦しかった気持ちを文字にして外に出すイメージで進めます。
長い年月をかけて毒親からつけられた過去の傷を、解毒するためにノートを使用します。
セルフカウンセリングのコツ
最初は上手くできないかもしれませんが、回数を重ねる事でスムーズにできるようになりますよ。
コツ1:ノートの主役は自分!
進めて行くと、せっかく出て来た自分の感情を否定する気持ちが出て来ることがあります。
例えば、「私は○○と思うけど、△△かもしれない。」と、誰かの意見や世間の常識のような一般論と比べてしまうときです。
ですがこのノートは、100%自分が主役で進めてください。
誰かに非常識と思われるかもしれないとか、不謹慎だと言われそうという心配は一切ありません。

もしあなたの本音を否定する言葉が出て来てたら、それは自分で自分を責めている合図だと気付いてください。
「主役は私。主役は私!」と自分に伝えて、パッと視点を変えると進めやすくなります。
コツ2:暗黒ブラックノートを作るイメージで。
ノートは誰も読まないので、キレイに書く必要はないし、読みやすさを意識する必要もありません。
あなたの感情をそのまま、何のフィルターも通さずに書き殴っていいんです。
妬み・嫉み・恨み・嫉妬・執着・闇など、抱えているものを全て吐き出すように書いてください。
セルフカウンセリングは、世界で1番安全な場所です。
誰もあなたを監視していない世界で、思う存分感情を放出してください♪
おわりに
このノートの進め方は、実際に精神科や医療の場でも使用している方法になります。
私自身もこれまでに何冊もの暗黒ノートを作ってきました。
書き終わったあとは、捨ててもいいし燃やしてもいいです。
大掃除のときに発見して見返すと、人生の黒歴史が詰まっているようで、懐かしくなったり笑えたりします(笑)
人の悩みは時が経てば笑い話になるもの。いまはすごく辛くて先が見えない状況かもしれませんが、セルフカウンセリングで闇の中に光を見つけてくださいね。
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