こうなったどうしよう、失敗したらどうしよう…と悩む不安。
不安って考えるとキリがないし、どんどん出て来るし、考えれば考えるほどもっと大きな不安になりますよね(><)
そこで「人はなぜ不安になるのか?」の根本原因を知って下さい。
するとあなたが感じている不安の量はどんどん減っていきます!
なぜなら、人は理由を知ると不安から解放される心理を持っているからです。
人の不安は3種類。その不安はどれ?を分析する
そもそもなぜ、人は不安という感情を抱くのでしょう?
不安とは、その時点で答えがわからないときに出てくる感情のことを言います。
この意味を例を挙げて説明します。
- 好きな人に告白した!結果はどっちかな。
- もうずっと体調がおかしい。大病だったらどうしよう。
- 明日の発表会上手くできるかな。
- 1人暮らしをしたい。でも私は1人で生活できるかな。
- 新しいチャレンジをしたい。でも失敗が怖い。
と色々ありますが、それらは全て現時点で答えがわかっていないことだと気付けたでしょうか。
例えば「好きな人に告白した!結果はどちらかな。」は、告白したけど相手の答えが出ていない状態ですよね。
このように人は、答えがわからない問題に不安を抱きます。
STEP1:不安を全て書き出す
あなたが感じている不安を、ノートやスマホのメモ帳などの目に見える物に書き出してください。
人は視覚化すると把握能力がUPするので、書き出すことで解決へのスピードがあがりますよ♪
心の中でモヤモヤしている気持ちを、支離滅裂な文章でいいので感じたまま書き出します。
STEP2:不安の種類を見極める
全て吐き出したらその内容を見返しながら、「私の不安はどのタイプかな?」と分析してください。
実はどんな不安も、必ず3種類に分けることができるんです。
- いま努力すれば解決に近づくこと
- 習慣を変えること
- あなたがいま考えても答えは出ないこと
あなたのその不安は、1~3のどれでしたか?
わからない場合は1番近いと思うもので大丈夫です!
最初に挙げた「不安の例」を仕分けするとこんな感じになります。
- 好きな人に告白した!結果はどっちかな。
→相手が決めることなので【3:あなたがいま考えても答えは出ないこと】 - もうずっと体調がおかしい。大病だったらどうしよう。
→病院の先生が判断するので【3:あなたがいま考えても答えは出ないこと】
- 明日の発表会上手くできるかな。
→発表会の練習をすればいいので【1:いま努力すれば解決に近づくこと】 - 1人暮らしをしたい。でも私は1人で生活できるかな。
→やったことがないことをするので【2:現在の習慣を変えること】 - 新しいチャレンジをしたい。でも失敗が怖い。
→やったことがないことをするので【2:現在の習慣を変えること】
STEP:3 その不安の対策をする
不安の種類がわかったら、それぞれに対してどうすれば解決するか個別に解説します!
該当する部分まで↓スクロールしてください。
「1:いま努力すれば解決に近づくこと」の場合
これは言葉の通りです。
いまあなたに出来る努力をして下さい。
努力と言っても大げさなことをする必要はありません。
練習する・イメージトレーニングをする・本を読む・ネットで調べるなど、小さな行動でいいんです。
行動を起こしてみると、大きかった不安が徐々に小さくなっていく感覚になると思います。
なぜなら、自分に自信が付いてくるからです。
「2:習慣を変えること」の場合
これは「習慣を変えるとき、なぜ人は不安になるのか」の原理を知ることで解決します。
そこで習慣を調べてみるとこうありました。
日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。 反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる、固定した行動のこと。―Wikipediaより
つまり習慣とは「〇〇をすると、△△になる」という結果がやる前からわかっているので、不安も疑いもなく行動を起こすことができている状態になります。
でも新しいことに挑戦するときって、結果がわからないですよね。
その”わからない”が不安を作り出している根本原因になります!
さらにその不安は、時間に比例してどんどん大きくなていき、その結果どんどん行動も起こさなくなります。
すると人は次に、行動を起こさなくてもいい正統理由を作り始めるんです。
- 失敗したら嫌だからやらない方がいいかも
- 失敗したら労力が無駄になるからやめておこう
- 前に「こんなはずじゃなかった!」ということもあったし
と、あなたは「変わる努力」ではなく、「変わらなくてもいい理由を探す努力」を一生懸命やっています…!
これってすごくもったいないと思いませんか?(T0T)
よく「思い立ったら即行動」が良いって言いますよね。
なぜ良いのかというと、即行動すると脳が不安を作る前に結果が出てしまうので、少ない不安で新しい挑戦をすることができるからです。
もしそれが希望の結果じゃなかったら、また脳が不安を作り出す前に行動をする。
やり直したり別の方法を試してみる。
こうやって脳に騙される前に、先に答えを出していきます。
世の中の「行動力がある人」や「夢を叶えた人」は、無意識にこれを繰り返しやった結果が出ただけなんです。
その繰り返しによって、成功という結果を作り出したにすぎません。
習慣を変えるときに不安が出て来たら、この方法をやってみてください♪
「3:あなたがいま考えても答えは出ないこと」の場合
ハッキリ言います!
その不安、それ以上考えても無駄です。
意味がありません。
あなたはわざわざ無駄なことをして、わざわざ不安を大きくしていることに気付いて下さい。
自分で自分の首を絞めていて、シンプルな問題を自分で余計ややこしくしていると気付いてください。
これを取り越し苦労と言います。
取り越し苦労とは、まだ起きていない未来を妄想して「こうなったら、ほら、私は傷つくよ」「あぁなったら、私は苦しむよね」と自ら不安を作って悩んでいる状態です。
そこでこの場合は、ふと頭をよぎって考え始めたら「これ以上考えても無駄!」と自分で自分に伝えてあげます。
取り越し苦労に悩む人は、自分で自分をイジメることがすでに身についてしまっているので、考え始めたらその度に「無駄だよ!」と意識してやってください。
何度も何度もやってください。
習慣はすぐには変わりませんが、何度も続けることで必ず変わります。
絶対に変われます!
もう自分で自分を責める必要はないことに気付いて下さい。
自分を責めてしまう人は、自信のなさも原因のひとつなので、こちらも参考にしてみて下さいね。
不安とは、の答え。
不安とは、その時点で答えがわからないときに出てくる感情です。
そのためその不安を解決したいときは、自分自身から逃げるのではなく、「どうして不安なの?」と自分で自分に聞き続けることが1番の解決になります。
不安がやってきたら目を背けて無視するよりも、
と丸ごと受け入れると、不安は徐々に小さくなっていきますよ。
過去の経験からフラッシュバックで悩んでいるときはこちらの記事をどうぞ。