みなさんから頂いた毒親相談の回答です。
※ご相談は不定期で無料募集しています!詳細はこちら。
内容:風船さん(20代・男性)
30歳近くになり親も高齢になってきた近頃、親が信用できなくなってきて、とにかく目障りな存在になってきました。
恐らく主な原因は父親です。父親はいわゆる「子ども」なんです。60を超えた大人が通常経験している苦労のようなものをほとんど経験していないため、思い通りにいかないことに堪えるような力が無いのだと思います。正直、私が大学まで出れたのも、祖父母のお陰ですし父に敬意は持てません。
母も、元々人の言う事を聞いて受け入れるのは苦手なタイプで、自分の価値観に合わないものは基本的に拒否しますし、何かを説得しようとしても話の腰を折って会話を拒否してきます。
そうした幼稚で冷え切った両親、自分一人なら耐えられますが人に招待したくありません。まず思いつくのは、結婚の見込みがたったときに、彼女を両親と合わせたくありません。両親の好き嫌いで意地悪をする可能性も考えると、彼女にそんな負担をかけたくありません。
親にもう少しオトナになってもらえたらいいなと思っています。あるいは私自身も意地になっている面もあるかもしれませんが、とりあえず私が人に紹介しても良いと思える両親になってもらうにはどうすればいいでしょうか?
※長文のため要約しました。お名前がなかったため「風船さん」とさせていただきます(^^)
それでは、この毒親問題をめった斬ります!
回答:クズ親は一生クズ親です。
風船さんは現実を正しく見れていないだけ(見たくないから逃げている)なので、これからキツ~~イyuyu砲を撃ちます!
防弾ジョッキを着て心の準備ができましたら、この先にお進みください♡
では行きますよー!
クズ親は一生クズ親なので、変わることはあり得ません!断言! (・∀・)
※正直私はお会いしたこともないご両親を本気でクズとは思っていませんが、風船さんの目を覚ますためにあえてこの言葉でお送りします。
風船さんは目の前の現実に振り回されているだけで、本質を理解していません。
これを現実から逃げていると言います。
そのため、現在悩んでいることを正しい言葉に直すとこうですね。
:私が人に紹介しても良いと思える両親になってもらうにはどうすればいいでしょうか?
:私の両親はクズだということを、私はどうすれば受け止められるでしょうか?
だって風船さんは、自身の両親がクズだと言う事をすでに自覚しています。
ちゃんとご相談内容に書いてくれてますよ。
- いわゆる「子ども」
- 60を超えた大人が通常経験している苦労のようなものをほとんど経験していない
- 思い通りにいかないことに堪えるような力が無い
- 元々人の言う事を聞いて受け入れるのは苦手なタイプ
- 自分の価値観に合わないものは基本的に拒否する
- 何かを説得しようとしても話の腰を折って会話を拒否してくる
ちゃんと理解しているんです。両親のことを正しく分析しているんです。
それなのになぜ悩んでいるのか?
それは、本音を無視して脳の声に従っているから。
本音:とにかく目障りな存在。父に敬意は持っていない。人に招待したくない。
脳:人に紹介しても良いと思える両親になってもらいたい。
という本音がちゃんと出ているのに、それを無視しているから苦しいという感情が出てきます。
では、なぜ脳の声に従おうとしているのか?
それを掘り下げてみましょう♪
他人の親と比べて羨ましがっているだけ
風船さんは”親はこうあるべき”という基準を持っていて、その基準に自身の両親が満たないことに不満を持っています。
その”親はこうあるべき”という基準はどうやって作ったかと言うと、他人の親と比べていることが原因です。
- 私の父親はいわゆる「子ども」
→でも世間のお父さんは「大人」。だからウチの父が間違っている! - 60を超えた大人が通常経験している苦労のようなものをほとんど経験していない
→でも〇〇くんのお父さんは、同じ60を超えているのにたくさん苦労を経験している。だからウチの父のが劣っている! - 思い通りにいかないことに堪えるような力が無い
→でも普通のお父さんは、多少思い通りにいかないことがあっても努力したり考えたりして乗り越えている。それが出来ていないウチの父は恥だ!
こうやって他人や世間のお父さんと比べて、自分のお父さんが劣っていることに劣等感を感じています。そしてそれを羨ましがっています。
例えると、子供が欲しいおもちゃを買ってもらえず、それを持っている隣の家の子と自分を比べて劣等感を持ち、隣の子を羨ましがっている状態と同じです。
現実を正しく見て下さい
とっても酷ですが、風船さんがずーっと目をそらして逃げて来た現実を正しくお伝えします!
世間のお父さん像とか、父親とはこうあるべきというのはニセモノです。そこに基準はありません。
あなたの親はクズなんです。
もうそれは変えられない事実なんです。
私の両親も風船さんと同じ毒親。私は虐待とネグレクトで育っています。
ですが私がいくら「〇〇ちゃんのお母さんは子供を殴らないのに!」とか「世間のお母さんはお弁当を作ってくれるのに!」と言っても母は変わりません。
変わることはあり得ません。
まずは事実を認めて下さい。
他人の親を羨ましがるのではなく、目の前の現実を正しく直視してください。
きっとこの回答を読んで、イラッとしているかグッサリ痛い思いをしていると思います。
まずは、現実を正しく受け止めることから始めて下さい。
親より先に自分が変わると上手く行きます!
現実を正しく見れるようになったら、今度は今まで無視していた自身の本音に従ってください。
本音も内容にもう書いてありますよね。
この本音を基準にして行動してみて下さい☆
「両親を紹介してくれなくてもいいよ~♪」っていう結婚相手を探してください。
よ~く考えて下さい。
結婚する時に両親に合わせなければいけないなんて決まりはありません。
その決まりを作ったのは、風船さん自身です。
(※世間がそうだから、自分もそうしなければいけないと勝手に従っている)
結婚を機に自分の両親と距離を取る方って、実は意外といるって知ってましたか?
ネットやSNSで検索してみてください。いっぱいいますよ。
では、ちょっと私の経験をお伝えしますね♪
私は虐待で育ったという変えられない過去を持っています。
実は、これまでお付き合いした男性にこのことを打ち明けると、必ずどちらかの返事に分かれました。
- そうなんだ!でも両親とyuyuは別人だし、全然構わないよ~。
- え…。家族仲が悪い人って無理なんだよね。ごめん、別れよう。
っていう(笑)
これ事実ですよ!ほんとに!!!yuyu調べ統計ですが!
割合は、7:3くらいだと思います。(7が受け入れてくれる方)
もし仮に私が風船さんとお付き合いをしていて、「実は両親とは色々あってキミに会わせたくないんだよね…」って言われたら。
嫁姑問題がなくなる~♪
年末年始もお盆も好きに過ごせる~♪
お歳暮も悩まなくていい~♪
風船さん、あなたみたいな方を探していました!結婚しましょう♡
って即OKしちゃいますけどね(笑)
というわけで、結婚のお話はまだ先の事だと思うので、まずは自分の本音に従って家族問題を考えるところから始めてください。
残念ながら、相手は自発的には変わりません。
でも自分が変われば、相手は徐々に変わっていきます。
毒親との戦いで上手く行くたったひとつの法則はコレです。
自分VS親
自分VS自分
風船さん、そろそろ幸せになってもいいんじゃない?
ご相談ありがとうございました☆


