今日の内容は、心理学が好きすぎるがゆえに「あれ?この世間の常識って違うんじゃない?」と思った私のyuyu論です!
個人的な見解も入っていますが、基本的には心理学に沿って出した答えになります。
そのため「いや、それは違う!」と感じたら、無理に受け取らずに内容はスルーしてくださいね♪
辞書の意味と一般的な意味
ことわざで「人の振り見て我が振り直せ」ってありますよね。
辞書を引くと意味は
他人の言動のよしあしを見て、自分の振る舞いを反省し、直すべきところは改めよという教え
と書いてありました。
この意味に対しては、その通りだよね♪って思っています。
ですが!!!
「あれ?それは変じゃない?」と感じたのは、世間一般の受け取り方にあります。
世間的な認識を言葉にすると、
他人の行動で悪い所を見つけたら、自分も同じことをしないように気を付ける。
とだと思うんですが、これは心理学に反しています!
一般的な意味の矛盾点
心理学の基本中の基本には
- 価値観は全員違うことが正解である
- 相手の善悪を決める権利は自分にはない
-yuyu流に要約-
というものがあります。
この基本を一般的な意味に当てはめると
- 相手の行動に善悪を付けてる
- 相手の価値観を否定してる
- 自分の価値感が正しいと決めつけてる
あれれれ?おかしい。矛盾だ!
どうしてこういう解釈になったんだろう?
その答えが知りたくて、自分の中で考えてみました。
人が他人に善悪を付ける手順
その答えは、人が他人に善悪を付ける過程にありました!
人が善悪を決めるときは、その人が正しいと思い込んでいるものが基準になります。
Aさん・Bさん:人は失敗しても大丈夫、を正しいと思い込んでいる。
Cさん:人は失敗してはいけない、を正しいと思い込んでいる。
とすると、
【心の声】なんでコイツは失敗したことをヘラヘラ笑って話してるの?ほんとこういう人って迷惑。私はこうならないように気を付けよう!
というように、自分自身の物差しを基準にして他人の善悪を付けています。
そしてCさんは自主的に、一般的な意味の人の振り見て我が振り直せをやっています。
面白いですよね。人の価値観の基準って。
ではさらに、Cさんがこの思い込みによって生き辛さで苦しんでいるとします。
「人は完璧でなければいけない」を基準にしている人はたいてい
- 人に嫌われるのが怖い
- 失敗したら人生終わり
- 失敗しても誰も助けてくれない
- 失敗したら自分を責めなければいけない
みたいな自己暗示をかけて苦しんでいることが多いので、そんな自分を変えたいという願望を持っているとします。
そうすると、CさんにとってAさんは救世主になるんです!
それではこれを、ことわざに当てはめて検証します。
ことわざの本当の意味
ことわざ
人の振り見て我が振り直せ
辞書の意味
他人の言動のよしあしを見て、自分の振る舞いを反省し、直すべきところは改めよという教え。
- 他人の言動のよしあしを見て
→他人の言動に良し悪しを見たら
- 自分の振る舞いを反省し
→どうして私はこれを「悪」と決めつけてるんだ?と自分の振る舞いを振り返り
- 直すべきところは改めよ
→「あ!私は失敗してはいけないって思い込んでたけど、これって違ったんだ!」と思い込みを改めれば、あなたの人生はさらに豊かになるよ♡
という意味が、このことわざの真実なんじゃないかなって思います。
世の中に「許す」という言葉がある意味
最後に、心理学の基本中の基本事項をもうひとつ。
人は、他人に迷惑をかける生き物である。
他人に迷惑をかけない人は、この世に1人もいない。
だから世の中には「許す」って言葉があるんだと思います。
まとめのyuyu論!
「人の振り見て我が振り直せ」とは?
世の中はあなたが思うほど、悪じゃない
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