もう親と言い合いをしたくない。ちゃんと話がしたい。
私の意見を正しく聞いて欲しい!
それなのに…それなのに………!!
いつも親から返ってくる言葉はこれ。
っていうパワーワード。
この破壊の呪文を言われると、もう何も言えなくなっちゃいますよね。
というより何も言わない方がめんどくさいことにならないし、自分へのダメージも少なく終わるので、
といままでたくさんたくさん我慢してきたと思います。
でももうその我慢とイライラ、終わりにしませんか?
「なぜ毒親は普通に会話が出来なくて、いつも自分が悪者にされるの!?」の心理を解説します!
それ、親は確信犯でやっています!
衝撃事実!!
あなたはずっと「なんでウチの親はまともに会話ができないの!?」と感じていたと思いますが、違うんです。
あなたは親の演技に騙されていただけ。
理解したくないと思いますが…これ、本当なんです。
もちろん親は無意識でやっているんですが、これは「奴隷の育て方」の心理と全く同じカラクリになります。
奴隷の作り方
まずは奴隷の作り方を知って下さい。
- 最初奴隷は反抗する。
- 反抗すると罰を与えられる。
- 罰を避けるために支配者に従い始める。
- 何年もこの状態を続けると奴隷はこれが普通になる。(洗脳成功)
- 奴隷は反発することに罪を感じて、自ら進んで償いをする。
こうやって支配者と奴隷が完成します。
この手順を見て「恐ろしい…。」と思ったあなた!
支配者(親)と奴隷(子供)の作り方
それでは「奴隷の作り方」を親子に当てはめると、どんな手順で出来上がるのかを解説します。
あなたは生まれつき、自分の言いたいことを我慢する人ではありませんでした。
赤ちゃんのとき、お腹がすいたら大声で泣いて親に自分の意思を伝えていました。
なんて我慢していませんよね(笑)
覚えてないと思いますが、まぁ、そうですよね(笑)
ちゃんと自分の意思を伝えたり、親に「それは間違ってるよ」と正しく教えてあげられる子供でした。
でもいつからか言えなくなってしまいます。
なぜなら、
- 反論すると余計怒られる
- 正しいことを伝えたのに殴られた
- 意見を言うと罰を与えられる
- 親の機嫌を損ねると説教が止まらない
ということが何度も何度も続いたため、「意見を言うことをやめて我慢をした方が、説教や体罰を回避して自分を守れる!」と思い込んでしまったからです。
子供は親に捨てられると1人で生きていけないので、親の意見が間違っていてもそれが正しいと思い込もうとします。
これが何年も続いた結果、支配者(親)と奴隷(子供)という今の関係ができあがってしまいました。
パワーワード「全てお前が悪い」の呪文
すっかり洗脳されてしまった子供は最終段階に入ります。
奴隷の作り方で説明した「5:奴隷は反発することに罪を感じて、自ら進んで償いをする」を始めてしまうんです。
- 全てお前が悪い
- あなたのためを思って言ってるの
- 私もこんなこと言いたくないけど、あなたが○○だから仕方ないでしょ
と言われると、勝手に罪を感じて自ら進んで償いを始めます。
- 私が我慢すればいいや
- 親がやらないなら、私がやってあげなきゃ
- 親が喜ぶような自分にならなくちゃ
だから親は確信犯で「全てお前が悪い」と言う
あなたが勝手に罪を感じて自ら進んで償いをしてくれれば、親は超ラッキーだし好都合ですよね。
すべて自分の思い通りになるし、責められることもないんですもん♪
そのため親の心理は
と無意識に働き、パワーワード「お前が悪い!」の一点張りになることが、あなたが親と普通に会話が出来ない全ての理由になります。
- 「あなたが居なくなったら私は生きていけないの!」
- 「どうして私の言うことをわかってくれないの?」
- 「私だって過去に○○で△△で辛かったの。」
これらすべて、悲劇のヒロインを自作自演しています。
冷静に客観的に見て下さい。
ただの情緒不安定なメンヘラちゃんですよね(笑)
それでは、今回1番衝撃的なことをズバッと言いますね!
もちろん発端はあなたではないし、あなたは何も悪くない。
ですが残念ながら親が変わることはありません。
でもあなたが変われば親は変わります。
そこで、先にあなたが変わることでこの問題は解決します!
緊急!奴隷であるあなたが目を覚まして下さい
奴隷は洗脳されているだけなので、あなたが目を覚ますことで解決します。
まずは、現実をよく見て下さい。
幼少期は自分を守るため・生きていくために我慢してやり過ごしていましたが、あなたはもう自力で生きていける術を持っています。
もう奴隷でいる必要がないことに気付いてください。
そして親の呪いを自分で解きます。
今まで親にやっていた対応と真逆のことをすると、呪いは自然に解けていきます。
呪いの解き方
いままであなたは「全てお前が悪い!」と言われたとき、どんな対応をしていましたか?
その対応を逆に変えます。
- 我慢して言葉を飲み込んでいたなら、徹底的に言い返す。
- 泣き落とし作戦をされていたら、それに乗らない。放置する。
- 物を破壊して脅してくるなら、あなたもそこら辺の不要な物を破壊して下さい。
きっと怖いですよね。
「え…!?余計ややこしくならないの!?」って思いますよね。
そこで、真逆のことをする理由がこちらです。
人が自身を見つめ直すとき
人が今までの言動を改めて、自分を変えるときの心理工程はこれです。
- 今まで通用していたことが通用しなくなる。
- それによって自分に支障が起きる。
- 相手を元に戻そうと焦るけど変わらないと気付く。
- 窮地に追い込まれてどうすればいいか真剣に考える。
- 元に戻すため自分が変わる努力を始める。
この工程は恋愛に当てはめるとすごくわかりやすいので、上の1~5になったときの状況を「大好きな彼氏に振られた女性」を例にしてみます。
- 大好きな彼に振られる。
- 悲しい・辛い・苦しい・嫌だという感情に苦しむ。
- 「嫌なところは直すから!私を見捨てないで!」と相手の決断を変えようとするが、彼の意思は変わらない。
- 現実を見つめる。「これ以上すがっても、お互い幸せにはなれない」と気付く。
- 復縁に向けて徹底的な自分磨きを始める。
人はどんなことでも、今まで通用していたものが通用しなくなると必ず焦り出します。
そして最初は相手を変えようとするんですが、それが無理だと気付くと、今度は勝手に自分を変えようとするんです。
この心理を使います!
あなたは「大好きな彼」に成り切ってください。
この場合1番お互いのためになる行動はこうですよね。
- 元カノにどれだけすがられても、突き放す。
- 元カノから鬼のようにLINEが来ても、全て既読スルー。
- 「○○くんの大好きな歌手のライブチケットを貰ったんだけど、一緒に行かない?」と物で釣って来ても、断る。
- 「別れるなら自殺する!」というのは脅迫なので、相手にしない。
と、冷静に分析してください。
何度も何度もこれを繰り返すと、今までの事が通用しなくなったと本人が認識して「どうすれば元に戻るんだろう?」と考えるようになります。
これを親にやらせるのが狙いです。
これって親孝行なんじゃない?って思います
あなたがいまやろうとしていること。
親のためにわざとヒール役になること。
これって親孝行なんじゃないかなって、私は個人的に思います。
親が「全てはお前が悪い!」って言ってるときの顔を思い出してください。
すごく辛そうなんですよね。
別に親の味方をするつもりはないけど、親は「親の成り方」をどこかで間違えちゃっただけなんじゃないかなって、なんとなく思います。。
さて、この心理戦は1~2回では相手は変わりません。
私の場合は半年くらいかかりました…!
最初は大反発してきますが、ピークを過ぎると徐々に収まってきます。
合わせ技はこちら
あなたは絶対に悪くない
そもそも最初から、あなたは何も悪くありません。
親の機嫌を押し付けられていただけで、あなたに非は全くありませんでした。
理不尽に自分の責任にされて何も言えなくなったあとって、イライラが止まらなくなりませんか?
って、ずーーっとイライライライラしますよね。
では最後に、応用編としてその怒りを分析してみましょう。
あなたは本当は何にイライラしていると思いますか?
その怒りの正体は、自分で自分を大切にしない自分に怒っています。
親の間違った意見に屈して我慢することを選んでいる自分に怒っています。
「私はもっと大切にされるべき人間だ!」と怒っています。
毒親との戦いは
自分vs毒親
自分vs過去の自分
こっちに変えたとき、あなたの人生はガラッと変わり始めます!
もっと自分を大切にしてください。
自分で自分を守ってあげて下さい。
そろそろ、自分で自分を幸せにしてあげても、いいんじゃない?♡