- 毒親と縁を切ったあとまた繋がった
- 罪悪感からか親が優しくなった気がする
- でもまた再発するのではと不安
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毒親相談は「相談内容:ウニ納豆さん(20代・女性)
結婚を機に絶縁するか迷っています。
離婚後母の元で育ちました。
子供の頃は虐待を受けており…成人後家出したのですが、とあることからまた連絡を取らざるを得なくなりました。
しかし家出を気にしているのか、以前のような毒親っぷりはなりを潜め、むしろご機嫌を取ってきます。
しかしいつかまた幸せを邪魔されるのでは?と不安です。
周りからは心を入れ換えたのでは?と言われますが、許せない自分がいます。
親を許したい気持ちがあるが、許せない気持ちもあり、絶縁という手段を含めて親との関係を見直したいです。
(※質問は1人1つまでです。質問が複数あったため、2つ目の質問を削除しました。)
それではこの毒親問題をめった斬ります!
文字で読みたい方はこのままスクロール、動画解説で知りたいはYouTubeを見てね♪
回答:許すと認めるの違い
私も虐待育ちで大人になってから親と縁を切り、その後また繋がって改心したことが見えたため、「これが最後のチャンスだから」と伝えて、いま”やり直し期間”をやっています。
先に結論ですが、ウニ納豆さんは「許す」と「認める」を間違って解釈していることが原因だと思います。
そこで今回はこの3つ、
- 許すと認めるの違い
- 改心の見極めチェックポイント
- 今後の関係を決める
をお伝えします♪
それでは解毒スタート!
①許すと認めるの違い
虐待を受けた過去を許す必要はありません。
それなのに、「許さなきゃいけない」とやっていることが、自分を苦しめている原因だと思ってください。
その証拠がこの言葉ですね。
>親を許したい気持ちがあるが、許せない気持ちもあり、許せない自分がいます。
そのためあなたの本音は
になります。
ですがこれは当たり前のこと。
人として扱われなかった、奴隷をやらされていた、精神をズタボロにされた。
その過去を許せと言う方が間違っていると私は思います。
だって私たちは神でもマザーテレサでもないですもん(笑)
実は私自身も、母の過去の行いを許してはいません。
ですが認めてはいます。
この2つを辞書で調べてみるとこう書いてありました。
許すとは、不都合なことがないとすること。
認めるとは、見て、また考えて確かにそうだと判断する。
いや~、日本の辞書ってすごいですよね。作った人を大絶賛!
許すとは、過去をゼロにすること。
認めるとは、過去は過去として、ここからはリスタートにする。
ということになります。
そこでまずやるべきことはこれ。
周りの人が「親も心を入れ替えたんじゃない?」と言うから許さなきゃいけない、ではなく、私はどうしたいのか?と主役を自分にして問題に取り組む。
これが必要になります。
②改心の見極めチェックポイント
人は誰しも完ぺきではないので必ず過ちを犯します。
でも人には良心というものがあるので、「ハッ!」と衝撃的な気付きがあれば、目を覚まして改心していく生き物です。
おそらくあなたの親は、娘が家出をしたことに大ダメージと衝撃を受けて、自分自身と向き合わざるを得なくなったんだと思います。
そこで自分なりに考えて出した結果が、
>家出を気にしているのか、以前のような毒親っぷりはなりを潜め、むしろご機嫌を取ってきます。
という行動に表れていると心理学から推測します。
そこであなたがやるべきことはこれ。
- 過去と現在を切り離して考える。
- 過去の親と現在の親は別人だとして判断する。
ことが必要です。
そこで木村流の見極めのチェックポイントですが
- 自分に非があるときは「ごめんなさい」が言えるようになった。
- ケンカや衝突をしたときは、その場やその後でキチンと考えることが出来ている。(これを「向き合う」と言います)
- 価値観が違うことに対して、話し合うことができる。
この3つがクリアしていれば、改心したと判断してもいいと思います。
私はここを見て決めました。
③今後の関係を決める
とはいえ「また再発したら…」という恐怖心は無くならないと思うので、いまここで今後の関係を決めてみて下さい。
これは自分だけの独断で構いませんし、とりあえず決めてあとで変更しても大丈夫です。
私のときはこの3つを決めて、このうちの1つでも反すれば、次こそは永久に縁を切ると決めました。
①執行猶予期間を決める
1年再発するかどうかを見極める執行猶予を設ける。1度でも再発したら永久に縁を切ることにする。
②親に予告しておく
「私は過去を許したわけじゃない。もう一度チャンスをあげるけど、また同じことをしたら次はもう一生さよならだから」とキチンと伝えました。
③好き・嫌いをハッキリ伝える
執行猶予期間中の親の対応に対しては、「私は〇〇をされたら嬉しいけど、××は嫌だ」「そういうときは××じゃなく、〇〇と言って欲しい」など、私はこうされると嬉しいけどこうされると嫌だよ、をちゃんと伝えました。
執行猶予とはいえ、対人関係はお互いの歩み寄りが必要なので、私も私で努力した感じです。
このように今後の事を決めておくと、「また再発したらどうしよう…。」という恐怖心もグンと減ると思います。
ぜひここで一度立ち止まって、これらを参考に親子関係を見つめなおしてみてください☆
ウニ納豆さん、そろそろ幸せになってもいいんじゃない?♡
ご相談ありがとうございました。
お名前が美味しそうすぎて、ウニ納豆が食べたくなったので、今日の夕飯はお寿司にします♡笑chat]
↓私が母親に実際にやった1年をまとめた過去記事も参考にしてね♪

以上のことを動画でおさらいすると、よりわかりやすくなると思います!
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