- もし毒親育ちじゃなかったら、私は幸せだったのに!
- 苦労していない愛され育ちが妬ましい
- でもそう思うことをやめたい・・・。
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毒親相談は「相談内容:ミイさん(30代・女性)
私の親はひどい毒親で、ずっと自分の家族が大嫌いだったので絶縁するつもりでいます。
けれど普通に幸せに育った人の家族の話を聞くと、とても羨ましさや妬ましさまで感じて辛くなってしまい、人と会うことも避けたくなります。
子供の頃から誰にも甘えたり頼ったり出来なかったこともあると思います。
この年になってまで自分にないものを欲しいと思って悩んでも仕方がないと分かってはいますが、どの様に考えれば楽になるでしょうか。
セルフカウンセリングを続けていけば、そう思うことも少なくなるでしょうか。
それではこの毒親問題をめった斬ります!
回答:嫉妬する自分を許可する
ご相談内容の
>子供の頃から誰にも甘えたり頼ったり出来なかったこともあると思います。
という部分から、幼少期に親に自分の感情を抑圧されて育てられたと推測します。
そういう教育で育つと、今度は自分で自分の感情を抑圧する大人になってしまいます。
「〇〇したい!△△だと思う!」という感情を、ことごとく否定してしまうんです。
そのため内容から本音部分をピックアップすると
- 普通に幸せに育った人の家族の話を聞くと、とても羨ましさや妬ましさまで感じて辛くなってしまう。
- 人と会うことも避けたくなる。
- この年になってまで自分にないものを欲しいと思って悩んでも仕方がない。
という箇所になりますが、
実はこれ、自分で自分を全否定していることに気付けるでしょうか?
①~③全て、隠れている言葉を最後に付け足すと、
「〇〇〇、そんな自分が嫌だ。」
というようになります。
なんて無意味&もったいない!!!
というわけで対処法です♪
感情を出し切っていない証拠
人には「喜怒哀楽」という感情があります。
これら全ての感情は、全て出し切ると消えてなくなるという性質を持っています。
でも感情を我慢すると、苦しい・辛い・悲しいという気持ちになったり、心に傷が出来てしまったりします。
例えば「笑う」という感情で説明すると、
すっごく面白いことがあったとき、お腹が痛くなるほどにヒーヒーと思いっきり笑うと、そのうち「笑う」という感情は消えてなくなっていきますよね。
でも1人で乗っている満員電車などで、思わずスマホで面白い話を読んでしまったとき、笑いたくても笑えない状況のため、笑うことを我慢するとむず痒い気持ちになりませんか。
「大声で笑いたい!早く電車降りたい~!胸のあたりがムズムズする~!!」みたいな。
ちなみに私も最近、大事な会議中に思い出し笑いをしてしまい、噛み殺すのに必死でヘンな汗をかきました(笑)
これです、これ。
「笑う」も「嫉妬」も同じ感情なんです。
そのため「嫉妬」も我慢をするとどんどん膨らみますが、逆に解放するとそのうち徐々に小さくなって消えて行きます。
でもみんな、喜怒哀楽の喜と楽はチャチャッとできるのに、怒や哀は排除しようとする。
でもどちらも同じ自分なんですよね。
良い自分は受け入れてダメな自分は排除する。
そりゃ心が怒るわけです。
という状況。
それが今のミイさんだと思ってください。
ノートに書く
そのため、いま心の中に傷となって溜まってしまった感情たち
- 妬ましい
- 羨ましい
- 辛い
というものを、すべて外に出し切る作業が必要になります。
これは必ずノートやPCのワードなど、目に見える何かに書き出して下さい。
汚い字で、思うままに、出てくるままに、ぶわ~~~~~っと書き殴ります。
最低3か月は続けて、書くことを習慣化してください。
書いたノートや紙は、保管しても捨ててもどちらでも構いません。
でも取っておくと数年後に発掘されたとき、黒歴史ノートとして懐かしくなるし笑えます(笑)
さらに詳しい進め方は過去記事の
を参考にしてもらえたらと思います。
ミイさん、そろそろ幸せになってもいいんじゃない?♡
ご相談ありがとうございました。
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