先日歯医者で神経を抜く治療をしたところ、自責から抜け出せなくて悩んでいる方にわかりやすく説明ができるような経験をしたので、今回はそれを元に「自責とはこんな状態」ということをお伝えできればと思います。
※自責とは:自分で自分を責めてしまうこと。
- 自責をやめたいけどやめられない
- 自責に苦しんでいる
- 「自責とはどんな状況なの?」を知りたい
24時間365日、ずーーっと自責していた自称「自責の女王」の私が解説します!
そもそもなぜ自責は辛いのか
人は本音と逆の行動をしたとき、辛い・苦しい・死にたいという気持ちになります。
例えば、
- 本音(心の声):私は私を認めたい。受け入れたい。もっと大切に扱いたい!→自責しない。
- 建前(脳の声):私は責められて当然の人間だ。だから日々自分で自分を責めなければいけない。→自責する。
ここで本音に従う行動を取れば幸福感や自己肯定力が上がるのに、建前に従ってしまうと辛さや苦しさの感情が出てきます。
あなたが自責をして苦しい理由は、実はとっても簡単な仕組みだったということに気付けるかどうかが、自責から抜け出せるポイントになります!
ですが、自責を何年も続けると心が麻痺してしまうんです。
そうなってしまうと、日常で酷い扱いを受けても何も感じなくなります。
例えば伴侶からのDVも毒親からの攻撃も、第三者が見れば明らかにおかしいし「どうして逃げないの?」と思ってしまうことも、本人は麻痺しているので逃げることより耐えることを選んでしまいます。
そこでまずは根本原因である自責から抜け出すことが必要ですが、これって難しいことではないんですよね。
本人は何年も苦しんでいるので、複雑に絡まった闇はそう簡単に変わらないだろうと思い込んでますが、いえいえ、めっちゃ簡単なんですよ!
なぜなら、
と気づくだけで全てが好転するからです。
そこであなたの今の状況を、冒頭で書いた「歯医者の麻酔」で解説します!
リアルショートコント:歯医者の麻酔と自責
先日私は、眠れないほどに歯が痛くなったため歯医者へ行くと、前に行った別の歯医者の治療ミスで神経が圧迫されているため、もう神経を抜かなければ痛みは取れないと言われました。
そのため麻酔をたっぷりして神経を抜くことに(T0T)
治療後は顔の左半分が麻酔で感覚がない状態になりました。
このときに少し我慢すればよかったんですけど、ここ数日歯が痛くてちゃんと食事をしていなかったため、歯の痛みがなくなった途端に突然お腹が空きました。
と、カフェに入ってピザとカフェオレを注文して席で食べていると、周りの人の視線が気になり始めます。
と思いつつ無視して食べていると、知らないおばあちゃんがギョッとした顔で話しかけてきました。
なんと私は、ピザと左唇を一緒に食べていたんです。
麻酔で麻痺しているので感覚がなく、痛みもないので思いっきりガシガシと唇を噛んでいました。
そのため「唇から血を流しながら平気な顔をしてピザを食べる女」というホラーをやっていたみたいです。
そりゃ周りの人の視線も気になるはずだ!!笑
そこで気づいた、麻酔と自責の共通点
このとき私は、麻酔で麻痺をしていたから自分で気づけませんでした。
でも客観的に見た第三者が教えてくれたことでハッと気づいて、そこからは唇に意識して食べることで流血はなくなりました。
自責をしているあなたもそうなんです。
本来自責は大きな痛みを伴うものなのに、心が麻痺しているからSOSに気づけない。
だからどんどん自責をしてしまう。
そこで客観的に自分を見てみてください。
心からドロドロと血が流れているのに、心にナイフでグサグサと刺す行為を続ける自分。
これ、ぶっちゃけくだらないと思いませんか?
やっててメリットなんてひとつもないと思いませんか?
周りの人もギョッとして逃げて行くから、ますます孤独を感じますよね。
そこに心の底からハッと気づけたとき、自分で自分にかけた呪い「私は私を責めなければいけない」は消えていきます。
そろそろ自分に目を向けて、向き合ってみてください。
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