- 毒親と距離を置いています
- もう攻撃されないとわかっているけど
- ふとしたとき思い出して辛い(フラッシュバック)
相談内容:きゅーなさん(30代・女性)
母がいわゆる毒親でした。
家庭環境に理解ある旦那と巡り合う事ができまして、4年前に結婚して平穏な毎日を送っています。
結婚を機に母との繋がりを断ち切りたくて、3年前に実家に置いてあった荷物を片付けに行った日を最後に、一方的ですが一切の連絡手段を断ち切りました。
もう安全な場所に居ますし、ここに母が来ることはないと思います。
しかし、たまに昔のことが頭をよぎり、精神が不安定になってしまいます。
母がここへ乗り込んでくるのではと、恐怖に震えてしまいます。
暫くすると落ち着きますが、こういった気持ちを消すことはできないのでしょうか。
セルフカウンセリングで、上手く付き合って行ける方法がありましたら、教えて下さい。
それではこの毒親問題をめった斬ります!
回答:物理的・心理的の違いと、誤作動の直し方
今回のご相談は、フラッシュバックについてですね!
フラッシュバックとは、人が安全に生きるために本能で最初から付いている機能なので、実はゼロにすることはできないんです。
でもセルフカウンセリングで、回数を減らすことはできます!
例えば。
地下室にいるときに大地震が起きて3日閉じ込められて、命に関わるほどの恐怖を体験した場合、その後地下室へ行くと
と、当時の恐怖を思い出させて、また同じことにならないように自分で自分を守る機能、それがフラッシュバックです。
だから悪いものじゃないんですけど、もうこの警告は必要ないのになぁってときがありますよね。
その状態はわかりやすく例えると、「警告アラームが誤作動を起こしている」状態だと思ってください。
今回の場合は、物理的にはもう大丈夫だと理解していますが、心理的な部分が誤作動を起こしている状態です。
さきほどの自身の例に当てはめると、
耐震のある地下室だから大丈夫だとわかっているけど(物理的)、でも当時の恐怖を考えると(心理的)やっぱり怖くなる。
と言えば伝わりやすいでしょうか。
警告アラームが誤作動をしたら
そこで対処法ですが、これはもう心が安心するまで言い続けるしか方法はありません。
警告アラームが誤作動を起こすたびに、正しい情報を自分に伝えます。
今回の場合で伝え方の例をあげると
と、何度も何度も自分に伝えることが、フラッシュバックの数を減らす方法になります。
あともうひとつ特効薬があって、内容に書いていないのでちょっとわかりませんが、旦那さんにはそのことは伝えていますか?
「家庭環境に理解ある旦那さん」とあるので伝えても問題ないかと思いますが、もし1人で抱えているならこう伝えてみて下さい。
- たまにフラッシュバックが来て辛くなること
- 旦那さんにも「もう大丈夫だよ」と言ってもらう
- もし一緒にいる時にフラッシュバックが起きたら、〇〇して欲しいと伝えておく(手を握って安心する言葉をかけて欲しいなど)
- 心の傷を一緒に手当するイメージです!
これをやると、倍速で傷が治って行きますよ♪
心に傷をつけてくるのは人ですが、その傷を治してくれるのもまた人だからです。
フラッシュバックの対処法は、こちらの過去記事も参考にしてみてください☆
きゅーなさん、そろそろ幸せになってもいいんじゃない?♡
ご相談ありがとうございました!