- 親が亡くなったのに全然悲しくない
- そんな私は人として間違っているのでは?
- 冷酷な自分が怖い
相談内容:たんぽぽさん(50代・女性)
1年前に父が亡くなりました。
親が亡くなったのに全然悲しいという気持ちになれません。
ですが嬉しいという気持ちでもありません。
毒父のため亡くなる数年前から距離を置いていたので、葬儀で棺の中にいる父とは4~5年ぶりの対面でした。
いくら毒父だったとは言え、全く涙も出ない自分に、人としてオカシイのではと悲しくなりました。
あれから1年経ちますが、未だにその事が頭から離れなくて辛いです。
私は人として間違っているのではないかと・・・。
yuyuさん、こういう場合はどう受け止めたらいいか、最善策がありましたらアドバイスを頂きたいです。
それではこの毒親問題をめった斬ります!
文字で読みたい方はこのままスクロール、動画解説で知りたいはYouTubeを見てね♪
回答:毒親が亡くなったことが悲しいと思えないのは、当然です!
たんぽぽさんは現実を正しく見れていない状態なので、一緒に順を追ってみていきましょう♪
まず、今回の内容をわかりやすく置き換えてみますね!
亡くなった方は、たんぽぽさんと何の面識もない方です。
あなたはそのお葬式を見てどう思いましたか?
このとき悲しいと思えなかった自分を、あれから1年ずっと責めています。
っていう。
えーっと…。たんぽぽさんは、マザーテレサを目指しているのでしょうか…!?
おそらくこの状況であれば、人の死を悲しいと思えない自分を責めることはないと思います。
でも「血の繋がった父親」の場合は、自分を責めてしまう。
なぜだと思いますか?
それはたんぽぽさんが、
- いくら毒父でも、肉親の死は悲しまなければいけない
- 父の死に全く涙も出ない自分は、人としてオカシイ
- 親の死を悲しめない私は人として間違っている
という、自分は守りたくないのに無理矢理守ろうとしているルールがあるからです。
これは世間とか他人の意見ですよね?
一般的には、親が亡くなったら悲しむ人がほとんどですもんね。(たぶん)
人は自分の本音と逆の声を選択すると辛くなる
たんぽぽさんが辛い理由は簡単です。
世間の声:親が亡くなったら悲しいもの。
たんぽぽ:親が亡くなっても悲しくない。
ここで、自分の本音を無視して世間の声を採用しているから、辛いという感情になっているということに気付いてください。
そりゃそうですよね。
愛され育ちは親への感謝の気持ちがいーーっぱいあるのに対して、毒親育ちは親への恨みがいーーっぱいなんです。
憎くて恨みがある人の死に対して「悲しめ!」っていう方がオカシイんじゃないかなって、私は思いますよ。
なぜ毒父が亡くなっても悲しくないのか
亡くなる4~5年前から距離を置くほど、親の事が嫌いだったんですよね?
それはなぜですか?
きっと、娘に毒攻撃をしまくる親だったからだと推測します。
だから自分で自分を守るために、親から離れたのではないでしょうか。
この行動って、偉すぎる娘だと思いませんか?
距離が近いとお互いが不幸になるから自ら離れたんですもん。
これって、究極の親孝行だと思いますよ。
では最後に、毒父が亡くなったのに悲しめなかった理由をズバッとお伝えしますね!
それは・・・
亡くなったとき、周りの人に悲しんでもらえるような生き方をしなかった、父親の責任です!!
だからあなたが悲しくならなかったのは、当然のこと!
当然の行いをしているのに、自分で自分を責めているから辛いという正しい現実に目を向けてください。
たんぽぽさん、そろそろ幸せになってもいいんじゃない?♡
ご相談ありがとうございました!
メッセージへのお返事
以上のことを動画でも解説しています。