朝起きた瞬間、得体の知れない不安が襲ってきて苦しんでいる方へ。
実は私も同じ現象を10年以上繰り返していました。
そんな風にぼんやり思いながらも起きて支度をする。
ですが数時間後にはその不安な気持ちは消えて、いつもと変わらない日常生活を送れる自分になっています。
でもまた翌朝起きると同じように虚無感が襲ってくる。
その繰り返しにずーっと悩んでいましたが、根本原因を知って対処法を続けたところ、もう寝起きに悩むことはなくなりました。
そこでこうなる原因と私が実際にやった対処法を、この1ページで全てお伝えします!
朝起きた時の虚無感の原因は99%これ
先に答えを言ってしまうと、あなたを襲う目覚めの虚無感とは、理想と現実のギャップの差に苦しんでいることが原因になります。
と言われてもあまりピンと来ないですよね(^^;)
そこでこの理由を、心理学でわかりやすく解説します!
人が悩む理由とは
人は誰でも理想と現実を持っていますが、この差が大きければ大きいほど「苦しい・辛い・不満」という感情が出てきます。
例えば、
- 理想:好きな仕事で成功して年収1000万の自分
- 現実:やりたくない仕事をして年収300万の自分
- 感情:成功していない自分はダメだ。こんな毎日なんてつまらない。
という気持ちになりますよね。
理想と現実の自分が一致していないことを心理学用語で「自己不一致」といいます。
この逆で、理想と現実が一致している状態を「自己一致」と言います。
どんな内容でも人が悩む理由がここなんです!
自己一致に近ければ近いほど幸福度が高く、自己不一致に近ければ近いほど不安や虚無感が高くなります。
ということは、理想と現実の差を縮めればいいということ。
でもきっと、ほとんどの方はこう言うと思います。
ではそんなあなたに、誰でも今すぐ出来る正しい対処法を教えます。
なぜ理想と現実の差が広がるのか
理想と現実の差が大きいのは、現実を正しく見れていないことが原因になります。
では質問です!
これの答えって自分ですよね。
そしてその理想は、他の誰かと自分を比べて作ったものですよね。
- あの人は出来ているのにどうして自分は出来ないんだ?私もあの人みたいになりたい!
- あの人ばっかりズルい。私もそうなれたらいいのに。
このように現実の自分と理想の誰かを比べて、自分の方が劣っていることから理想が生まれたと思います。
ここまでは誰もが持つ感情なのですが、ここから「欲求になる人(自己不一致)」と「向上心になる人(自己一致)」に分かれることが、幸福度と不幸度の差を作っています。
それではこの両者を詳しく見ていきましょう。
理想が向上心になる人(自己一致)
こういう人はこんなことをやっています。
- 理想の自分になるため、まず現実の自分自身を認めます。
- 現実の自分に足りない部分を見つめて、それを補う努力をします。
↓これを実際の例にすると
あ!資格の有無だ!よし、〇〇の資格取得を頑張ろう。
こうやって常に現実の自分自身を認めた上で進めて行くため、理想と現実のギャップが大きくても辛い・苦しい・虚無感という気持ちは大きくなりません。
進める途中で失敗しても現実を正しく見て修正するため、深く落ち込むこともありません。
欲求になる人(自己不一致)
では逆の人の場合です。
- まず最初に、理想と違う自分を責めます。
- 現実の自分に足りない部分を見つめて、さらに自分を責めます。
↓これを実際の例にすると
あ!資格の有無だ!私は資格がないからダメなんだ。
あの人と私は頭の良さが違うから仕方ないよね。頭が悪い私は出世できなくて当然だ。
こうやって常に現実の自分自身を責め続けるため、理想と現実のギャップがどんどん大きくなってしまい、辛い・苦しい・虚無感という気持ちに苦しみます。
進める途中で失敗するとさらに自分を責めるため、どんどん深く落ち込んでいきます。
2人の違いはたったひとつだけ
両者の明らかな違いが伝わったでしょうか。
2人の違いは、理想の自分になれたか・なれていないかではないんです。
幸福な人は、理想でない自分でも一旦認めて、理想に近づく努力をします。
不幸な人は、理想でない自分を責めて、さらにずーっと責め続けます。
たったこれだけのことが、あなたの明暗を分けていることに気付いてください。
幸福な人は、現実を正しく見ることに一生懸命頑張ります。
不幸な人は、現実を見たくないから自分を否定することを一生懸命頑張ります。
私はこの事実を知ったとき、自分で自分を責めることがバカらしくなりました(笑)
そして幸福な人の真似をしてみました。
視点をこう変えたんです。
不幸な人の視点→自分vs理想の他人
幸福な人の視点→自分vs理想の自分
これがよくある格言の「敵は己の中にあり」の心理になります。
私は視点をこう変えた結果、少しづつ自分の中で気持ちが変わっていって、気付くと朝起きたときに虚無感が襲ってこなくなりました。
まとめ
得体の知れない虚無感に悩んでいる方は、この手順で対処をしてみてください。
- いまの理想の自分と現実の自分の状態をありのままノートに書き出す。
例)理想の自分は〇〇、現実の自分は△△ - 現実と理想を比べて、どうすれば理想に近づくのか思いつくことを全てリストアップする。
- そのリストの中から、無理なく出来ることからやってみる。
これを進めて行く中で、ふと自分を責めたい気持ちが出て来たら
というように自分で自分を肯定します。
まずはこの1~3を繰り返しやってみてください。
これを続けると、あなたの中で少しづつ朝の気持ちが変わっていきますよ♪
頑張っても頑張っても満たされない気持ちに悩んでいる方は↓をどうぞ。
