- 毒親の心理を知りたい人
- 自分の親の本音を知りたい人
- 毒親育ちについて学びたい人
相談内容:ちったんさん(40代・女性)
みなさんのご相談を拝読していると、母(父)が毒親ですという内容が多くて、どちらか一方の親が毒親だと悩まれていますよね。
不思議なのは片方が毒親の場合になぜもう片方は止めないのでしょうか。
家庭内の問題も助け合えば子供も救われるのではと思うのですが・・・。
それではこの毒親問題をめった斬ります!
回答:毒親育ちの9割が両方とも毒親だから
こういった毒親育ちへの質問も大歓迎です♪
それでは私が実際に見てきたパターンをお伝えします。
1:片方だけ毒親の場合
この場合はちったんさんの考える通り、毒親ではない方が子供を全力で守りますよ♪
ほとんどの場合は離婚して子供を引き取って、毒親から子供を引き離す行動を起こしています。
私が知る限り子供が幼少~10代のころ、早々に離婚することが多いですね。
もちろん子供は毒親から受けた傷を負っていますが、
と、どちらかの親に愛された記憶が残るので心の傷も残りにくくなります。
離婚後しばらく経ってからその子供に会うと、前会った時よりも明らかに顔がイキイキしていてビックリします!
2:両方が毒親の場合
先に説明した「①片方だけが毒親の場合」は、全体の1割くらいでしょうか。(あくまでyuyu統計)
残りの9割、つまりほとんどの場合は両方が毒親になります。
この両方が毒親の場合も、さらに2パターンに分かれます。
2-1:両方が攻撃してくる場合
この場合、子供は両親とも恨みますが、記憶の中で攻撃が強かった方の傷が大きく残るので、ご相談時に「母(父)が…」と表現しているだけなんじゃないかな?と思います。
こういう方は最初に母(父)について相談してくれて、それが解決へ向かうと次はもう1人の親についてご相談してくれることが多いですね。
これは自分の命を守るため、無意識に「1番酷いところから治療しなきゃ!」という心理が働くからです。
それと同じだと思います。
2-2:片方が攻撃、片方が静観している場合
今回挙げたパターンのなかで1番多いのがこれです。私の両親もここです。
攻撃されているのを知っているのに静観する親の心理は色々ありますが、例を挙げると
- 最初は助けようとしたが、もう1人の親から自分も攻撃対象になったため見て見ぬふりをしている。
- めんどくさいことに巻き込まれたくないため逃げている。
- 子供と向き合う自信がないため逃げている。
- 子供が悪いから攻撃されて当然。助ける必要はないと思っている。
- 子育ては母(父)の役目だから、自分は口出しをしないという価値観の人。
- そもそも家庭に関与しない人。そのため子供が攻撃されていることも気付いていない。
などがあるかなと思います。
ちなみにこの①~⑥の人は、自身も毒親の仲間だと気付いていません。気付いていないので改善しようともしません。
私の父は⑤と⑥でした。
私が高校生のとき、母の攻撃に耐えられなくなって父に全てを書いた手紙を渡したことがありました。
すると手紙を読んだ父は私を部屋に呼びます。
「よかった…!これで助けてもらえる!」と期待して部屋に行くと
で、終了。
これホントの話なんですよ!!怖怖怖!
父はいまだに「俺はyuyuが虐待されていたなんて知らなかった。どうしてあのとき言わなかったんだ。」と言い返して来ます。
このサイトで父の話があまり出てこない理由は、「男は仕事・女は家事」という典型的な昭和の考えの人で、当時は仕事に一生懸命でほとんど家に居なかったので、父と関わった記憶があまりないことにあります。
まとめ
きっと他にも理由はあると思いますが、私が思いつく限りのことを挙げてみました。
「①片方だけが毒親の場合」は、子供を守るためにとった行動の話を聞くと感動してしまいます♪
離婚って悪い理由だけじゃないですよね。
というわけで他にも毒親育ちについて疑問に思うことがあれば、また質問待ってます!
ありがとうございました♡
