みなさんから頂いた毒親相談の回答です。
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相談内容:まこちんさん(20代・女性)
初めて相談させて頂きます。
私の母もいわゆる毒親ですが、最近までそうだと自覚していませんでした。yuyuさんと同じく20代後半になって事実に気が付いて目が覚めた感じです。
どうして20年以上も気付けなかったのか不思議で、検索して辿り着いたのがこのサイトでした。読めば読むほどに全てを見透かされているように的を得ていて、目からウロコ状態です。
私は20年以上も母のサンドバックとして生きて来ました。それもあって常に誰かの目を気にして怯えてしまうし、嫌われないように良い子を演じてしまうし、しばしば虚無感に襲われて辛くなっています。
見つけた過去記事の「自分で自分を大切にするには、主語を変えるだけ」を見ながらワークを進めていますが、やはり虚無感は消えません。
長くなりましたがここからが質問です。虚無感が襲って来た時は、どのように自分を扱えば快方に向かうのでしょうか。自分に語り掛けても返事がないので、どうしていいのか行き詰まってしまいます。
それではこの毒親問題をめった斬ります!
回答:自分に語りかけたとき、返事がないのが返事です。
20年以上も毒親の攻撃に耐えて、それでも「母は毒親じゃない。もっと酷いことをされている人は世の中にたくさんいる!」と、自分をボッコボコに犠牲にしてきたのではと思います。
その気持ちを少しでも軽くできるキッカケになれて嬉しいです♪
まこちんさんのここまでを整理すると
- 毒親と気付けたことで、奴隷関係からやっと親子関係になった。
- 母親を変えるのではなく、自分を変える努力をしている。
- 自分を大切にするためセルフカウンセリングを進めている。←いまここ
ということですね。
さて、質問の「自分に語り掛けても返事がない」ですが、ちゃんと答え書いてありますよ。
そうです。これです。「返事がないのが返事(答え)」です。
ちゃんと返事してますよ~(笑)
虚無感が襲って来たときの対処法
「返事がなくてどうしていいかわからない!」というのは、セルフカウンセリングを進める上で誰もがつまづく部分かと思います。
そこでこのお悩みをわかりやすく置き換えてみると
と悩んでいる感じですね…(笑)
空気は透明が正解なので、悩む必要はありません♪
人は、目に見えないものを明確にすると安心する生き物です。逆に言えば、目に見えないものを明確にしたくなっちゃうんですよね。
その心理が働いていてると思って下さい。
そのため対処法としては
自分に語り掛けても返事がないから、返事が返って来るまでしつこく聞きまくる。
自分に語り掛けても返事がないので、もう聞くの辞める。
こう変えてみて下さい。
自分に聞いて返って来たことをそのまま丸ごと受け止めます。
例えると、お腹がいっぱいの人に「何食べたい?」と聞いても食べたい物は返ってこないですが、また時間が経ってお腹が空いたころに聞くと料理名が返ってきますよね。そんな感じです。
そんなときは全く他ごとを始めて、また数時間後・数日後にセルフカウンセリングを始めてみてください。
死ぬほど嫌なことがあったとき―具体的な実践例―」をどうぞ。
具体的な対処法例は「
虚無感に陥ったとき
人は、出て来た嫌な感情をそのまま受け止めると、その気持ちはやがて癒えてなくなります。
でも、我慢したり見て見ぬふりをしたり、さらに責めたりすると余計辛くなります。
虚無感も立派な感情です。
そのまま丸っと受け止めるということを、もう少し続けてみてください。
セルフカウンセリングは料理と一緒で、やればやるほど上達していきます。
それでも変わらないときは実践していることを具体的に書いて、またご相談お待ちしています♪